2018年08月12日

世界の瞑想法の紹介 どの瞑想法が一番効果的でおすすめなのでしょうか?

本能と理性と知恵 瞑想・座禅の効果が出ない原因

世界の瞑想法、瞑想法の種類

世界には瞑想法がたくさんあり、広い意味での「瞑想」を捉えると、ヨガやスピリチュアルや気功や自己啓発方法やシャーマニズム、イスラム教やキリスト教にも「瞑想」はあります。

その中から代表的な瞑想法を紹介していきます。

  • マインドフルネス瞑想
  • TM瞑想(超越瞑想)
  • ヴィパッサナー瞑想
  • 誘導式覚醒瞑想
  • 座禅瞑想
  • ヤントラ瞑想
  • 呼吸法瞑想
  • イメージ瞑想
  • 阿字観瞑想
  • 慈悲の瞑想
  • 気功瞑想

また瞑想を行う時の型みたいなものがあり、
  • 集中する瞑想法
  • イメージする瞑想法
  • 誘導される瞑想法
  • 気をコントロールする瞑想法
  • あるがままの瞑想法

などに分けられると思います。

2つに分けると、自力の呼吸法やイメージによって瞑想状態に入ろうとする瞑想法と、誘導されて瞑想状態に入る方法になります。

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ただしシャーマンや怪しげなグルや指導者が、麻薬系や脱法ドラッグや幻覚作用のある植物系を与えて、トランス状態にトリップさせてやらせる瞑想法は、ここでは瞑想とは扱いません。

瞑想とはあくまで己のイメージ、呼吸法、感覚一つでやるものだと私は思っているからです。
ドラッグや幻覚剤に頼って、脳が変性意識状態やトランス状態に突入しましても、それは自分の力ではないし、楽にトリップできるため、その人は次から依存します。
この依存が脳を破壊し、人生が破綻していくのです。
なおさら心に悩みを抱える人は、逃避行動として依存しやすいのです。

もしも世界の様々な瞑想法に興味があり、興味本位で幻覚作用のあるものを服用して行う「瞑想法」があったら、絶対に受けないほうがいいと思います。

瞑想法は瞑想状態になることは効果を感じるためにも必須ですが、本末転倒に薬物や幻覚作用のあるものを服用して瞑想状態に入ろうとするのは悲惨な結果を招きます。

では、世界の瞑想法の紹介をしていきたいと思います。

マインドフルネス瞑想


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仏教由来の瞑想法から、宗教的要素を除外した瞑想法。新しい瞑想の形と言える。
現在という瞬間に注意を向け、そこに解釈、状況判断、効果の評価を入れずに、ただあるがまま受け入れることを目指す瞑想法です。
グーグルやゴールドマン・サックスやP&Gなど大企業がマインドフルネスを、社員のために受けさせている。

新しいムーブメントですが、マインドフルネス瞑想の効果は、あくまで社員のストレス軽減、モチベーション向上、集中力向上のどこでもやっている効果のレベルで、特筆すべき突き抜けた効果は期待しないほうがいい。
自分を大きく変え、人生をも大きく飛躍させるものではない。



TM瞑想(超越瞑想)

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ビートルズのメンバーもマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの元で、この瞑想を行ったことで有名。
現在も一流経営者やハリウッドのセレブたちの間で広まっている。
とてもシンプルであり、万人向けと言える。
どこでも気軽にできるため、多忙な人でも超越瞑想(TM瞑想)をやっている人は多い。

世界に沢山超越瞑想を行っているところがあり、やり方も標準化されているため、一番取り組みやすい瞑想法と言える。

心身を深く緩めさせ、蓄積されているストレスを軽減する効果、睡眠以上の深い安らぎ、集中力や記憶力向上、学習能率のアップ、充足感などの効果があるとされ、科学的にそれは立証されているとのこと。

クリント・イーストウッド、デヴィッド・リンチ、ヒュー・ジャックマン、キャメロン・ディアスなどが超越瞑想を行っています。

多くの有名人を虜にしていることからも素晴らしいものがあります。
超越瞑想は世界でもっと広く広がっているため、これが現在の瞑想法のスタンダードかもしれません。

ただし、それは瞑想の限界=超越瞑想の限界とも言えることで、超越瞑想をかじっても長続きしない人も多いです。
効果も常識の範囲を大きく超えるものではありません(瞑想の可能性は無限なので、有限を味わってしまう瞑想法とも言えます)

ヴィパッサナー瞑想


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インドで最も古いとされる瞑想法。ブッダ由来の瞑想法ですが、途中で分断されています。しかしミャンマー(ビルマ)で残存しており、それをもとに世界に普及していきました。
「あるがまま、簡単明瞭に、観察する、内なる目で物事を見る」というのがヴィパッサナーという言葉の由来です。

森羅万象を客観的に冷静に見やって、判断することも解釈することもなく、ひたすら浮かんできた感覚と感情を噛みしめること。心の動き、内なるリズムを体感し続けることから「洞察の瞑想」と言われている。
インドでは最もポピュラーな瞑想法で、学校や様々な施設でヴィパッサナー瞑想を行っている。

結局はヒーリングや癒やしとしての効果の範疇を出ていないように思います。
インド最古、ブッダ由来のヴィパッサナー瞑想なので、とても神秘的に感じます。
とはいえミャンマーからインドに40年前に逆輸入され、インドにおける歴史は古いようで新しい瞑想法です。

合宿を行っており、何時間も何日間も隔離された空間で瞑想を行うため非常に辛いものがありますが、徹底的に外部や他者との接触が禁じられています。
よく瞑想の魔境に入り、発狂したかのような叫び声を上げたり、精神的に錯乱する人も出ますが、これはヴィパッサナー瞑想や瞑想法そのものが危険だというわけではありません。

そういう人は、何をやっても心の抑圧が出てきて、解消されないままその悪い感情に飲み込まれるため、別の心を見つめる作業をしても、同じことが起きます。




誘導式覚醒瞑想


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一般に瞑想法の多くはイメージ瞑想、呼吸法瞑想、あるがままに受け入れる瞑想のやり方がほとんど。
『覚醒瞑想(脳覚醒瞑想)』は施術者に誘導され、どの瞑想法よりも脳に深いトランス状態を覚えさせ、そこから呼吸法やイメージで瞑想状態を深めていく。
従来の瞑想法が1を積み重ねていくが、覚醒瞑想は最初から100の深い瞑想状態を味わうことができ、そこから更に深化させていく。
だから瞑想状態、変性意識状態、催眠状態に入ったことがない人でも誰でも瞬間的に味わったことがない別世界の意識の流れを体験できる。
ただし、訓練をしないとその余韻と持続時間は短く、インパクトだけを脳が覚えやすい。
そのため、家での訓練が必要になる(一日1時間)。やらないとそれでも深い瞑想状態に入っていけるものの、効果を早く深く発揮したい人には、訓練は必須となる。

家での訓練はトランスストレッチ法、トランス呼吸法を使う。
体が緩んでいて、脳が緩みを知っている人は、まさに脳が覚醒する状態になる。
ネガティブな感情の抑圧を解放でき、トラウマへの解釈を変えや執着を外すことでき、自律神経のバランスが整っていく。
脳の自然治癒作用がトランス状態化で働き、劇的に深い瞑想状態を味わうだけで、悩みが解消していく。
また極度の集中力が増したり、オーディションや本番時の覚醒した脳での力量発揮、多幸感や恍惚感の体験、インスピレーションの発現など、まさに深い瞑想状態に入れることが正義だと思える体感ができる。

岩波英知氏が生み出した脳覚醒誘導技術による覚醒瞑想法。
脳が脳覚醒状態を覚えていると、呼吸法で自力再生しやすくなり、自力瞑想法に転換もできる。

欠点として、施術を受ける時にちょっと恐怖感(未知の世界への突入への防衛本能)があることと、誘導施術できる人がこの世の一人しかいないため、予約が取りにくい欠点がある。
が、集団で行うため、他の人も多くが深い瞑想状態、トランス状態に入っているのがわかるため、自分の進歩度合いが測りやすい。

本当に深い瞑想状態の何たるかを身を持って知ることができます。



座禅瞑想


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おなじみの瞑想法。禅の修行法の一種。そもそも座禅と瞑想を混同しやすいが、別々の概念だという(私は別に同一でも構わないと思っています)。
なお座禅ではなく、立禅、歩行禅、経行、動禅といった禅の修行法もあり。
臨済宗や曹洞宗とでは、座禅への理論が違っており対立をしている。

一般的な座禅瞑想観は、精神修行、精神鍛錬のために、寺で僧監視のもと座禅を行うものだと認識されている。
座禅はどこでもできるものだが、お寺で環境を変えて座禅を行ったほうが、雰囲気、モチベーション、甘えの排除、自分と向き合える環境になるため、効率がいい。

ただし僧が座禅を深めるために何かをするわけでもないし、できるわけでもない。
できるのは別の考えにとらわれている座禅参加者の心をリセットさせるために警策を与えることだけだ(警策とは肩や背中を棒で打つこと)。
私も僧であるが、警策を与えるお坊さん自身が、みんな座禅や瞑想で深い瞑想状態に入れているわけではない。
あくまで自分で瞑想状態に入っていかなければならない。

座禅のいいところは、日常や社会生活というせわしない時間の流れから隔離され、静寂な時間と自分と向き合う場所が提供されることにある。
いわば転地療法的な効果がある。
が、日常や社会生活に戻った時、一瞬の心のリラックスをもたらすことができるものの、心身がすり減る環境にある人は、その効果が長続きしにくい。

日本の禅は海外でも高く評価されており、宿坊という座禅や写経などしながら寺に泊まれるサービスも増えている。
しかし宿泊者は、お寺に泊まっていることは絶対に忘れてはならない。
宿坊は様々なサービスを提供するが決してサービス業ではない。






呼吸法瞑想


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呼吸法瞑想は呼吸法により変性意識に入り、瞑想状態と似た効果を得る方法だ。
呼吸法は心身にとても良い影響を与えることができる。
非常にいい呼吸法ができるようになると、イメージや気のコントロールよりも遥かに直接的に自分の心身に好影響を与えられるようになる。

呼吸法は、しかし呼吸法をやろうとする己と、呼吸法による感覚受容に徹する己の2つを同時にやらなければならない欠点もある。
これは修行を積めば、受動性の呼吸法になることも可能だが、どうしても頑張ってしまうと逆効果になりやすい。
しかし、呼吸法をやった量だけ、後の効果につながる量の蓄積は必ず達成されている。
問題は、その効果をついに発露させる前に、効果なしとして諦めてしまう人がほとんどだ。

呼吸法を極めたら、人生の多幸感を与えてくれる脳内麻薬は出るし、そのため麻酔無しでの手術も可能になる。


イメージ瞑想


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イメージ(想像力)によって瞑想状態に入る。
とはいえ、他の自力瞑想法と同じだが、雑念が大きく邪魔をする。
イメージがうまくいくときは例外なく雑念がないときであるから、雑念をなくそうと努力をしてしまう欠点がある。
雑念は無くす行為そのものが雑念を強化しやすい性質がある。
そしてリラックスしているときほどイメージしやすい。
だが、ストレスがあったり緊張状態が仕事や人間関係で続けている人が、リラックスしているイメージを作りにくい。
そういう意味では、調子に乗るまでがとても難しいものがある。
我慢も必要だが、我慢そのものも緊張状態を作り出し、イメージしにくい自分に変えてしまう。

感受性と想像力の高い人は、イメージ一つで瞑想状態に入れる。
イメージは理性を使ってはなれないため、修業が必要だ。


阿字観瞑想

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真言密教の瞑想法。高野山から始まった瞑想法。
座禅のように警策で叩かれることもなく、サンスクリット語の『阿』という文字を見ながら行う。

座禅瞑想と同じように転地療法的な効果がある。


慈悲の瞑想


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上座部仏教における瞑想法の一種。
己も、親しい存在の人も、生きとし生けるものすべてが、そして自分が嫌いな人も自分を嫌っている人ですら、
・幸せになるように
・悩みや苦しみから解放されるように
・願望が実現するように
と何度も繰り返します。暗唱でより。

これはスピリチュアル的な引き寄せの法則に通じるものがある。
自分から発する慈悲と慈愛のエネルギーが、あらゆる人々に等しく届くように発するといいでしょう。

とても心が浄化されそうだが、手ぬるい、甘い、気休めと捉える人にとっては、毛色が違うでしょう。


サマタ瞑想


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ヴィパッサナー瞑想の一種として捉えられているが、ヴィパッサナー瞑想が「物事をありのまま受け入れて観る気づくための瞑想」に対して、自分の肉体や心の状態を客観視して観ることで気づきが生まれるという瞑想。
集中力を養う瞑想法と呼ばれ、日本で瞑想法というイメージは、このサマタ瞑想から来ていることが多いそうです。

サマタ瞑想からヴィパッサナー瞑想への流れが理想的とされています。

様々な瞑想法に触れるよりも、いかに瞑想状態に深く入れるかの方が大事


世界の瞑想法を紹介してきましたが、どんな瞑想法をやるにしても、瞑想状態に入らなければ意味がありません。
瞑想をすることそのものが効果そのものだという解釈もできますが、瞑想のとんでもない可能性から見ると、それはもったいないことですし、瞑想の可能性を貶めていることでもあります

瞑想状態に入れない瞑想法に意味はありません。
瞑想状態とは変性意識状態のことであり、私の解釈では更に深くなった状態にトランス状態、そして脳覚醒状態へと深まっていきます。
凄みも増してきます。

瞑想状態に入れたとしても、それは浅いものであれば、その効果は運動で気持ちいい汗をかいた以下の効果しかない場合もあります。
つまり他で代用のきく瞑想状態でも意味がないのです。

寺島サンガ
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posted by 寺島サンガ at 15:44 | Comment(0) | 世界の瞑想法の紹介とおすすめ瞑想法
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