本には素晴らしいことが書いてあるが、本は本でしかない
瞑想の本、座禅の本、密教やインド哲学の本、精神世界の本…沢山の本が溢れています。
これらを読むと、どれもすごいことが書かれてあり、とても期待してしまいます。
私も本を読むのが好きで、読んでいる間中、とても心が熱くなったり、浮かれていたものでした。
しかし、こういった本は、期待を与えてくれて、本を読んで良かったと思うものの、人生を変えてくれはしません。
本は、あなたの心、感情、感覚に触れてくれたりしなければ、あなたを動かしてくれるものでもありません。
本に書かれてある教義や瞑想・精神世界の法則は、生きていません。
瞑想を実践的にやっている人たちから比べれば、瞑想の本は死んでいると言ってもいいです。
幻想と憧れだけでは、人生は変わらない
死んだ本でも、私達読み手の気持ちを浮き立たせてくれるのは、私達の想像力があるからです。
「あんなこといいな、できたらいいな」とイメージが膨らみ、理想という夢を描いていられるうちは、現実逃避にもなります。
輝かしい瞑想で得られるであろう想像上の効果は、現実を知らないからこそ、私達を前向きにしてくれます。
一瞬の前向きな気持でも、何もないよりもマシですし、本はたくさん読んだほうがいいに決まっています。
しかし、本で学んだ知識を心でわかるためには、実践あるのみです。
瞑想の本、精神世界について書かれた本を我がものとするためには、実際に瞑想をするしかありません。
本だけでわかって気になることほどもったいないことはありません。
しかし、瞑想を実際にやることはとてもつらいことです。
気がのらない時もあります。
瞑想をやらない理由を作って、いつも本だけを読んでわかった気になる人も多いでしょう。
わかったつもりになっている人が一番わかっていない
私がそうでしたから。
瞑想をやりたいけれど、やりたくない気持ちがありました。
今考えると、瞑想に取り組んだ時の効果のなさを知ることが怖かったのだろうと思います。
雑念だらけで座禅もうまくいかない人間でしたら、様々な瞑想法を試したい気持ちはありましたが、自分が何をやってもダメだということを悟ることが嫌だったのだろうと思います。
だから、本をたくさん読んで瞑想に幻想を抱いている方が、遥かに幸せだと思っていたのでしょう。
こんな甘い人間でしたら、当然瞑想をいざやり始めても、常に不安がありました。
かなり頭でっかちになっていました。
しかし、瞑想は何といっても実践してこそだと思います。
瞑想をやってなんにも変化が生まれなかったら? なんて考えて瞑想をしない人間は、瞑想以外でも、人生でできない理由をつけて、何もしないで歳をとっていくでしょう。
しかし、瞑想に切れ込んでみて下さい。
苦しい思いをするかもしれませんが、それを乗り越えた人間が、瞑想によって人生を変えることができます。
瞑想に切れ込んでみてわかったことは、瞑想の本で書かれてあることは、実際に可能です。
嘘は一つも書いていません。
瞑想を我がものとするために、個々でもどこでもそうですが、勇気が必要です。
瞑想は現実を教えてくれる。そして壁を突破させてくれる
瞑想をしててんで駄目な自分に気づくことも必要です。
雑念やこずるい知恵だけの自分。
集中力がない自分。
きついことから逃避してしまう自分。
これらが実際にわかりますし、自分の小ささに落ち込むこともあるでしょうが、だからこそやり続けて壁を乗り越えて下さい。
それが自分を大きく変える唯一の道です。
瞑想の本、精神世界の本といったものは、現実の厳しさを教えてくれはしません。
そのくせ知識だけ増えて、わかった気になります。
そんな小さい人間のままでいたいでしょうか?
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