2018年08月19日

瞑想を極める! 瞑想の仕方を知る前に瞑想とは何か? 効果を得るために必要なことを考える

瞑想を言うと、瞑想法のことを考えてしまうものです。
つまり、型から瞑想をとらえようとしてしまうのです。

しかし、瞑想とは自然発生的に起きる何かです。
瞑想とは瞑想状態のことであり、瞑想状態とは変性意識状態のことであり、トランス状態のことです。

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瞑想は瞑想状態に深く入って初めて、瞑想足りうるのです。
瞑想状態には、瞑想法を様々な形でやっても、必ずしも入れるとは限りません。

瞑想とは何もしていない無為自然な時、そして無念無想の境地にある時、生じてくるものです。
決して瞑想法(瞑想の仕方)のことを考えたら、効果を一生感じることはないでしょう。

瞑想法は瞑想そのものではないことは覚えておいて下さい。
どんな瞑想法のテクニックも型も、あなたを神秘的な瞑想の効果へ導いてくれることはありません。


しつこいくらいに書きましたが、意図的なものではなく、自然発生的にこちらが受け身になったときにだけ、瞑想になるわけです。
そこに意図も情熱も賢い知恵も我慢も必要ありません。

瞑想状態に深く入るためには、それらを捨て去ることです。
そのコツを掴んだ時、体の芯が抜けていくことがわかるはずです。
ただ事象を受け入れるだけの、とても楽な状態です。

雑念すら受け流せてしまうほどの緩みのなかで漂うだけで、自然発生的に瞑想状態が深まっていきます。
それをただ感じて待つだけでいいのです。


瞑想を難しく考えたら負けです。
世界には多くの瞑想の種類が存在しますが、型ばかりこだわっている瞑想法や瞑想教室には距離をおいたほうがいいです。
それしか他の瞑想教室と差別化を測れないから、細かい作法について指導されるのであって、本当の瞑想はもっと自由で、楽で、楽しいものです。


瞑想を極めた人がいたのならば、それは必ず根性や気合や努力の末つかんだものではないでしょう。
最初は頑張って頑張って頑張り抜いた挙げ句、その無駄を悟り、これまで自分が頼ってきたものを捨て去った時、はじめて瞑想とは楽なものだと、瞑想の仕方だの効果を求めることなど、どうでも良くなった人にだけ、真の瞑想状態が自然と漂ってきます。
あとはその波にひたすらのっかっていけばいいだけです。


posted by 寺島サンガ(中川瑞龍 at 22:47 | Comment(0) | 瞑想トランス状態に入るコツと悟りを開く方法
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